今後の礼拝について

5月17日の定例教会役員会で、今後の教会運営について協議しました。

まずは改めて考えてみたいと思います。もし今のこの状況の中にイエスがいたら、どうするでしょう。危険や不安を押してまで教会に行くことを、イエスは決して良しとしないと僕は思います。かつてイエスは、真面目にエルサレム神殿を巡礼する人々に高額な献げものをさせ、人々を食いものにする神殿の体制を厳しく批判しました。「宮潔め」(マルコ11章15節以下)と呼ばれる出来事にも、そのことははっきり示されていると思います。神殿や参拝というものよりも、人間そのものをイエスは大切にするということです。もし教会が教会自身の都合で、皆さんを礼拝に参加しなければならないような気にさせるとしたら、そんな教会をイエスはやっぱり批判するんじゃないかと思うのです。

教会は行かなければならない所ではありません。礼拝は献げなければならないものではありません。そのことを確かめた上で、教会での礼拝を通して、また皆さんと一緒に礼拝を献げることができたら、それは僕にとっても嬉しいことですし、もし皆さんにとってもそうであったとしたら、この上ない喜びです。

淡路教会では、内容を削って礼拝時間を短縮し、4月初めからは主日(日曜)礼拝への参加をお控えくださるようお勧めして来ましたが、それを止めることにします。けれども、当面は、お互いの感染防止のため、可能な限り、以下の点にご留意ください。

今後の主日(日曜)礼拝について

  1.  お出かけ前に検温の上、体調に不安のある方は念のためお出かけをお控えください。
  2. 教会に来られている間もマスクをご着用ください。お持ちでない方は受付に置いてあるマスクをご利用ください(マスクはお持ち帰りください)。
  3. 教会に来られた時、帰られる前には、手洗いかアルコール消毒をお願いします。
  4. 教会での礼拝では、讃美歌は声に出すことなく、それぞれの心の中で歌ってください。
  5. 座席は会堂内18脚だけ(印をつけます)を使います。18人を超える場合は、恐れ入りますが、アトリウム(中庭)の席を使っていただく予定です。
  6. 礼拝が始まる前、礼拝が終わった後も、人との間にできる限り適切な距離を取るように心がけてください。

当面は、礼拝要素を削り30分程度で礼拝を終えるようにします。電話(オンライン)礼拝(現在のところ公開はしていません)は続けます。以上はすべて、礼拝参加者お互いの感染防止策ですが、もちろん限界があります。皆様の中には、教会に来られる時以外には、ほとんど遠方に出かけることのない方々もおられると思います。教会に来られる途中や、礼拝参加に不安や危険を感じる方は、決してご無理のありませんように。もっと不安なく教会に来られる時が必ず来ると思います。

会堂で、あるいは電話(オンライン)礼拝(現在のところ公開はしていません)で、皆さんと礼拝をご一緒できることを楽しみにしています。

大阪淡路教会 山田有信

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