2013年12月22日主日礼拝報告

アドベント(待降節)第4主日のクリスマス礼拝でした。画像は礼拝後の愛餐会で振る舞われた七面鳥料理です。

クリスマス礼拝

クリスマス礼拝

礼拝の中で旧約聖書・ヨブ記16章7~17節を読みました。牧師からは「神がわたしにしたこと」というタイトルでお話をしました。

神ヤハウェによって苦難を負わせられ、押し付けがましい悔い改めを勧める友人たち言葉に疲れ果てたヨブは、とうとう神を敵だと言い始めます。このヨブ記の物語の背景には作られた当時の社会状況があります。当時のイスラエルには苦しむ貧しい農民たちが大勢いました。豊かに暮らしていたのは一握りの大土地所有者たちでした。農民たちは収穫期には農園で過酷な労働を強いられましたが、他の時期は仕事がありませんでした。けれども農民たちには「神がいつかきっと助けてくれる」という慰めが語られ、神殿への献げものが強制され、そのため彼らは借金してまでその献げものを調達していたのです。ヨブ記の作者は、なぜ神が農民たちをこのような苦しい目に遭わせるのか、なぜ信仰深くもない大土地所有者だけが豊かなのか、なぜ神は救いの手を差し伸べないのかを、ヨブ記のヨブの姿を通して問いかけたんだと思います。

それから何百年もの間、農民たちは苦しみ続けます。そしてイエスが生まれるころ、イスラエルはローマ帝国によって支配されていました。当時の貧しい農民たちにはローマ帝国への税も課されていました。豊かに暮らしていたのは、領主と、やはり大土地所有者、そして神殿の祭司たちでした。イエスは、貧しい人々が苦しめられ、他方で一部の人々が豊かさを享受していること、そして神殿の人々が神の救いを説いて、その状況を良しとしているのはおかしなことだと考えました。そしてイエスは神の支配が近づいていることを告げて、それを先取りするように貧しい農民や社会の外に置かれていた人々と交流を深め、神が共にいる世界を先取りしたのです。イエス誕生の最初の証人は、社会の外に置かれていた羊飼いたちであったと聖書も物語っています。そんなイエスの誕生を、このクリスマスに共に祝いましょう。

七面鳥料理

七面鳥料理

また礼拝の中で聖餐式を行いました。そして礼拝後にはクリスマス愛餐会(祝会)を行いました。たくさんの持ち寄りの料理や果物、お菓子をいただきながら、楽器の演奏や芸、演劇などを楽しみました。皆様一人一人それぞれの献げもの、ありがとうございました。

次週の主日礼拝は12月29日(日)午前10:30~11:45。降誕節第1主日です。聖書箇所は新約聖書・使徒言行録16章6~10節です。牧師のお話のタイトルは「召命か、意志か」。どなたでもぜひご参加ください。

次週礼拝後には忘年会を行います。鍋を囲んで今年を振り返りましょう。どなたでもぜひご参加ください。会費は無料です。飲み物は自己負担でお願いします。

報告:山田有信(牧師)

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