2014年8月10日主日礼拝報告

教会のショウウィンドウ。メンバーのOさんが季節に合わせて整えてくださいます。

教会のショウウィンドウ。メンバーのOさんが季節に合わせて整えてくださいます。

教会の暦では聖霊降臨節第10主日でした。台風11号が接近し、大雨洪水警報が出ていました。大阪淡路教会の会堂は浸水しやすいので心配しましたが、そこまでの雨量ではありませんでした。この日は「主の食卓礼拝」の予定でしたが取り止めて、お茶とお菓子を用意してひと時を過ごしました。また午後には「子供一泊お泊り会」の予定でしたが、残念ながらもこちらも中止としました。

第1部の礼拝の中では、旧約聖書・ヨブ記21章7~16節を読んで、牧師から「喜びの道」というタイトルでお話をしました。

(以下、牧師のお話の要約)

ヨブがここで言っているのは、ヨブが見ている現実の世界のことです。神さまに逆らう人たちが、立派な家を持っていて、家族に恵まれていて、たくさんの財産を手に入れて、幸せに生きて、安らかに死んでいるじゃないかってヨブは言うんです。どうしてヨブがそんなことを言うのかというと、それはヨブの友だちがこんなことを言うからなんです。「人間は神さまに従って、神さまの掟(聖書)に従って生きることによってだけ幸せになれるのです」。でもヨブは、それは違うと言ってるんです。

皆さんはどう思われますか。けっこう、たくさんの人が、ちゃんと神さまを礼拝していれば、お祈りしていれば、健康に、安全に、幸せに生きて行くことができるって、信じているんじゃないかと思います。毎週休まず教会へ行って、礼拝をして、聖書を読んで、讃美歌を歌って、献金をすることが、自分の幸せにつながるはずだと、わたしたちもどこかで思っていないでしょうか。でも、本当にそうなっているかというと、そうじゃないんです。だから、ヨブは正しいことを言っているんだと僕は思います。わたしたちが生きているこの世界の現実は違うんです。きちんと礼拝をしたり、お祈りをしたり、毎日聖書を読む人がみんな幸せに生きているかというと、そうじゃないんです。地震や災害が起こったら、みんながたいへんな目に遭います。いつ交通事故にあうかも分かりません。自分がいつ病気になるか誰にも分かりません。今日住んでいる家が、明日もあるとは限りません。そういうことは、誰にでも、いつ起こってもおかしくないんです。

それなのに、多くの人は言うんですね。「わたしたちは神さまに守られています。神さまに愛されています。だから、神さまを信じて、聖書を読んで、お祈りをして、正しい生き方をしましょう。そうすれば、きっと、わたしたちは幸せになれます」。でも、それは本当のことではないと僕は思います。

イエスという人の時代にも、「聖書に書いてある通りに生きるのが正しいことです」と言われていました。そしてみんながそれを信じて、「聖書に書いてある通り」に生きるために一生懸命になっていました。お金があって、元気で、丈夫な人たちは、聖書に書いてある通り、神殿にお参りをして、たくさんの献げ物をしてたんです。でも、お金がなかったり、病気だったり、身体が不自由だったりして、「聖書に決められている通り」正しく、生きられない人たちもたくさんいました。そして、そういう人たちは、間違った人たち、悪い人たち、「罪人」だと言われました。みんなが、聖書に書いてあること、神殿の祭司たちが言っていることが、本当だと思っていたんです。

でもイエスという人はまったく違いました。イエスは、人を苦しめている、聖書や聖書が正しいと言う人の方が間違ってるって考えたんです。

イエスは、人間は誰でも、生まれたままで、自分らしく生きて行けると考えました。聖書に決められている通りに生きれば幸せになれるとか、それができないとダメだとか、そういうことは言いません。イエスは、小さい子供や病気の人や、身体の不自由な人をより大事にしました。イエスの時代には、子供も、病気の人も、身体が不自由な人も、聖書に決められている通りにできないから、ダメな人たちだと、たくさんの人が思っていたんです。でもイエスはそういう人こそ、神さまに一番近い人たちだと言ったんです。

イエスはわたしたちに、子供のような心を求めているんだと僕は思います。小さい子供はね、あいつはダメだとか、あいつはこういう風に生きて行かないといけないとか、そんなふうに思わないし、言いません。好きとか、嫌いとかはあっても、良いとか悪いとかいうことは決めません。イエスが大事にしたのは、神さまを愛することと、人を愛することです。わたしたちは、ただそのことを、単純に真面目に信じて、イエスの後を追ってついて行くことを求められているんだと思います。

(以上、牧師のお話の要約)

第2部の礼拝は「主の食卓礼拝」の予定でしたが、先述の通り、お茶をお菓子をいただきながら、ひと時を過ごしました。自主的に「食卓」としている人もいましたけどね。

次週は、教会の暦では聖霊降臨節第11主日です。聖書箇所は新約聖書・使徒言行録19章21~27節、牧師からのお話のタイトルは「儲かってますか?」です。どなたでもぜひどうぞ。

礼拝後は、会堂清掃、定例役員会を予定しています。

報告:山田有信(牧師)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*