教会の暦ではこどもの日(花の日)・聖霊降臨節第5主日でした。
第1部の「神の言葉の礼拝」では旧約聖書・ヨブ記35章1~8節(新共同訳旧約聖書・822ページ)を読み、「わたしの悪」というタイトルで牧師からお話しました。お話の中では、谷川俊太郎・文、長新太・絵『あなた』という絵本を読みました。
(以下、牧師のお話の要旨)
「わたしの悪」
ヨブ記の中で、エリフという人はいったい何を言っているんでしょう。エリフが言っているのは、人間が正しいことをしようと、間違ったことをしようと、神さまには関係ないということです。神さまは人間よりもずっと偉いのだから、人間はただ神さまに従って生きるしかないと言うんです。だから、人間が何か良くないことをしたのなら、神さまに謝って正しく生きなければならないとエリフは言っています。
僕はエリフの言っていることは間違っていると思います。僕にとって神さまは大切な「あなた」です。『あなた』という絵本と同じです。神さまがいるから「わたし」がいるし、「わたし」がいるから「あなた」がいて、「あなた」がいるから神さまがいるんだと思っています。「わたし」と「あなた」と関係のないところに神さまがいるのではないと思うんです。だから僕は、「わたし」と「あなた」のそばには、いつも神さまがいると信じています。神さまがいるから、世界中の「あなた」と「わたし」はつながっているに違いないって思うんです。
(以上、牧師のお話の要旨)
第2部の「主の食卓礼拝」では、主にメンバーのIさんが用意してくださったソーメンやおにぎり、トマトなどを、参加者みんなでいただきました。
礼拝後には「花の日訪問」で、メンバーのKさんとKさんのお住まいをそれぞれ7人で訪ねました。久しぶりの再会を果たし、旧交を温め合いました。お二人ともとてもお元気そうでした。
次週6月19日(日)は聖霊降臨節第6主日です。聖書個所は新約聖書・マルコによる福音書4章21~25節(新共同訳新約聖書67ページ)です。讃美歌は、『改訂版こどもさんびか』から15と137番、『讃美歌21』から342と166です。どなたでもぜひご参加ください。
礼拝後は会堂清掃と定例役員会を予定しています。